子宮体癌

子宮体がんとは
子宮下部(腟に近い部位)を子宮頸部、子宮上部(赤ちゃんを妊娠する場所)を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。
子宮体がんは、最近、日本の成人女性に増えてきているがんのひとつです。子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。
子宮内膜は、はがれて月経になる部位であり、妊娠に際しては、着床する部位です。
エストロゲンという、卵巣から分泌されるホルモン(女性ホルモン)の刺激が強すぎることも、子宮体がんリスクの一つです。
エストロゲンには子宮内膜細胞を刺激し、増殖させる作用があります。
エストロゲン値が高いと、子宮内膜増殖症という状態を起こし、そのまま放置されると子宮体がんになることが知られています。
出産経験がない、肥満、月経不順がある、エストロゲン製剤だけのホルモン療法を受けている方などがこれにあたります。
高齢者では、エストロゲン刺激と関連なく生じる子宮体癌もあります。
また、高血圧、糖尿病、近親者に乳がん・大腸がんの方がいることなどもリスク因子であると言われています。