生理の量が多い

月経量が多い理由としては、単純に、月経時にはがれ落ちる子宮内膜の体積が大きくなる、ということが挙げられます。子宮内膜そのものが厚くなる場合と、子宮内膜の表面積が大きくなる場合の二通りが考えられます。
子宮内膜が分厚くなる病気として、子宮内膜増殖症、子宮体がんが挙げられます。
子宮内膜の表面積が大きくなる病気として、子宮筋腫や子宮腺筋症が挙げられます。
まずは、内診と超音波検査を行い、状況によってはさらなる検査を行います。
ただ単にホルモンバランスが悪いだけ、という時もあります。

生理不順

多くの場合は、一過性のホルモンバランスの乱れによって起こりますが、体質的に排卵が起こりにくい、という方もいらっしゃいます。
診察、検査の上で、適切な治療を呈示いたします。

言葉の定義として、「通常の性生活を持つカップルが、2年以上妊娠しないこと」が「不妊症」と定義されていますが、なかなか妊娠しない、というだけでも十分治療の対象となります。二人目、三人目がなかなか授からない、という方も対象です。
また、必ずしも女性側に原因があるわけではありません。半分は女性側の原因かも知れませんが、男性側に原因（精子の数が少ないなど）があることも半分あります。
また、男女ともに全く異常がないにも関わらず、妊娠しない、ということも有ります。
原因が様々なため、治療方法は多岐にわたります。基礎体温から排卵タイミングを推定する簡便な方法を始め、排卵誘発剤の使用、卵胞発育ホルモン剤の使用、人工受精、さらには体外受精、顕微受精といった方法まであります。
当院では、人工受精までは行う事が出来ますので、お気軽にご相談下さい。

妊娠判定

正常妊娠であると確認できた際には、妊娠週数（予定日）の確定が必要になります。
通常、最後の生理が始まった日を0周1日として、そこからの日数にて計算します。

しかし、必ずしも月経開始日から14日目に排卵しているとも限らないため、超音波検査による胎児の大きさから妊娠週数を推定することになります。

生理が来ない

生理が来ない理由としては、妊娠、閉経、排卵がない、など様々です。
診察、検査をしないと理由はわかりません。
妊娠の場合は、あまりのんびり構えると、色々と難しい問題も出てくることがありますので、お早めにご相談下さい。
思春期の方の場合、単純に卵巣機能が未熟であるものから、子宮・卵巣・腟・外陰部の先天的異常のものまで、様々な理由を検索しないと行けません。
お悩みの時は、お気軽にご相談下さい。

無月経
妊娠
不妊症
月経不順
過多月経
卵巣のう腫など卵巣の腫れ
子宮筋腫 （子宮腫瘍）
子宮内膜症
骨盤臓器脱（子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤）
子宮頸癌・子宮腟部異型上皮
子宮体癌
子宮内膜増殖症
多嚢胞性卵巣
萎縮性腟炎
細菌性膣炎
クラミジア
淋病
トリコモナス症
カンジダ腟炎外陰炎
尖圭コンジローマ
アフターピル処方（緊急避妊）